http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140507-OYT1T50087.html

任天堂、３年連続営業赤字…ゲーム機販売低調で

2014年05月07日 20時01分

　任天堂が７日発表した２０１４年３月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が、今年１月に下方修正した３５０億円の赤字の予想をさらに下回る４６４億円の赤字（前期は３６４億円の赤字）となった。

　営業赤字は３年連続で、据え置き型ゲーム機「Ｗｉｉ　Ｕ（ウィー・ユー）」の販売台数が２７２万台と前期より２割強減ったのが響いた。

　税引き後利益は２３２億円の赤字（同７０億円の黒字）だった。売上高は前期比１０％減の５７１７億円となり、０６年３月期（５０９２億円）以来８年ぶりに６０００億円を下回った。

　大阪市内で記者会見した岩田聡社長は「（赤字の拡大は）Ｗｉｉ　Ｕの値下げによる影響などの一時的な要因」と強調した。