故・岩田社長のガチャ課金に対するスタンス
関連する記事
――ところで、この原稿で言う「ソーシャルゲーム」は、「100円で買えるかもしれないと錯覚させて、大人でも子どもでも関係なく、最終的に10万円払わせる」ようなゲーム(ガチャシステム採用ゲーム)も指しています。岩田さんは決算説明会などでも、このようなことはしないと再三発言している事は承知であえて伺いますが、やりたいと思ったことは本当に一度もないのでしょうか?
まったくないです。そういうビジネスは絶対に長続きしないと信じています。私はこのゲームビジネスをできなくなったら、他のことでお金を儲ければいいやとは思っていませんから。
私は、1980年、テレビゲームの文化が生まれたばかりの頃から、たまたまこの仕事をさせてもらっています。それからずっと幸いなことに、いち開発者から経営者へと立場が変わっても、たくさんの人が喜んでくれるのを実感してきました。これからも、この価値を世界中の人たちに理解してもらおうとし続けるならば、短期の利益のために「これって長続きしないよね」ということをしてはダメだ、というのが自分の中に強くあるので、したいと思ったことはありません。
まったくないです。そういうビジネスは絶対に長続きしないと信じています。私はこのゲームビジネスをできなくなったら、他のことでお金を儲ければいいやとは思っていませんから。
私は、1980年、テレビゲームの文化が生まれたばかりの頃から、たまたまこの仕事をさせてもらっています。それからずっと幸いなことに、いち開発者から経営者へと立場が変わっても、たくさんの人が喜んでくれるのを実感してきました。これからも、この価値を世界中の人たちに理解してもらおうとし続けるならば、短期の利益のために「これって長続きしないよね」ということをしてはダメだ、というのが自分の中に強くあるので、したいと思ったことはありません。
任天堂は、ゲームビジネスを取り巻く環境の変化に対応するために、デジタルビジネスを本格的に展開しようとしています。
過去には、環境が整わず、幅広いお客様にご提案することが必ずしも適切とは言えなかったことが、例えば、インターネットの一般家庭への普及や、ゲーム機のネット接続率の向上などによって、ご提案できるようになってきました。
過去にデジタルビジネスについて、私たちが申し上げてきたことは、すべて当社ホームページのIR情報に書かれていますが、誤解されている方もおられるようですので、もう一度改めて整理してお伝えしますと、「追加コンテンツ販売を意識するあまり、パッケージとして未完成と受け止められるような商品を任天堂としてご提案するつもりはない」、「ネットワークを通じてコンテンツを配信することで、さらにお客様に長く、深く遊んでいただくために、追加コンテンツ販売を行っていくが、この際には、あくまでお客様に提供するクリエイティブなコンテンツを制作したことに対する対価として、お客様にお金を支払っていただけるようにする」、すなわち「構造的に射幸心を煽り、高額課金を誘発するガチャ課金型のビジネスは、仮に一時的に高い収益性が得られたとしても、お客様との関係が長続きするとは考えていないので、今後とも行うつもりはまったくない」ということです。これらのことをご理解いただければ、「『どうぶつの森』は、アイテム課金ゲームになるのではないか?」というような誤解をされることもなくなると思います。
このことを基本原則としてみなさまにご理解いただいたうえで、これから、任天堂のデジタルビジネスへの取り組みが長期にわたって発展していくことを証明できるように、最大限努力してまいります。
過去には、環境が整わず、幅広いお客様にご提案することが必ずしも適切とは言えなかったことが、例えば、インターネットの一般家庭への普及や、ゲーム機のネット接続率の向上などによって、ご提案できるようになってきました。
過去にデジタルビジネスについて、私たちが申し上げてきたことは、すべて当社ホームページのIR情報に書かれていますが、誤解されている方もおられるようですので、もう一度改めて整理してお伝えしますと、「追加コンテンツ販売を意識するあまり、パッケージとして未完成と受け止められるような商品を任天堂としてご提案するつもりはない」、「ネットワークを通じてコンテンツを配信することで、さらにお客様に長く、深く遊んでいただくために、追加コンテンツ販売を行っていくが、この際には、あくまでお客様に提供するクリエイティブなコンテンツを制作したことに対する対価として、お客様にお金を支払っていただけるようにする」、すなわち「構造的に射幸心を煽り、高額課金を誘発するガチャ課金型のビジネスは、仮に一時的に高い収益性が得られたとしても、お客様との関係が長続きするとは考えていないので、今後とも行うつもりはまったくない」ということです。これらのことをご理解いただければ、「『どうぶつの森』は、アイテム課金ゲームになるのではないか?」というような誤解をされることもなくなると思います。
このことを基本原則としてみなさまにご理解いただいたうえで、これから、任天堂のデジタルビジネスへの取り組みが長期にわたって発展していくことを証明できるように、最大限努力してまいります。
特定のユーザーからより多く課金させるような、ユーザーの行動分析・顧客動態はしない。
そんなことをしたら、任天堂のIPに傷がつき、任天堂ブランドの信頼は地に落ちる。
そんなことをしたら、任天堂のIPに傷がつき、任天堂ブランドの信頼は地に落ちる。
数年後、FEヒーローズ発表
日経によるガチャのシステム情報
記事によると
・任天堂は19日、スマートフォン(スマホ)ゲーム「ファイアーエムブレムヒーローズ」を2月2日から配信開始すると発表した。
・同社のスマホゲーム第3弾で、初めて「ガチャ(有料の電子くじ引き)」型の課金システムを採用した。
・ゲーム内のキャラクターは「オーブ」と呼ばれるアイテムを使うことでランダムに「召喚」して、仲間に加えることができる。オーブはゲーム内で入手できるほか、課金して購入もできる。
・召喚を繰り返すと出現率の低いキャラクターが入手しやすくなるなど、課金額の増えすぎを抑える要素を盛り込んだという。また未成年の場合、課金の上限は月額1万2千円に設定する。
・任天堂は19日、スマートフォン(スマホ)ゲーム「ファイアーエムブレムヒーローズ」を2月2日から配信開始すると発表した。
・同社のスマホゲーム第3弾で、初めて「ガチャ(有料の電子くじ引き)」型の課金システムを採用した。
・ゲーム内のキャラクターは「オーブ」と呼ばれるアイテムを使うことでランダムに「召喚」して、仲間に加えることができる。オーブはゲーム内で入手できるほか、課金して購入もできる。
・召喚を繰り返すと出現率の低いキャラクターが入手しやすくなるなど、課金額の増えすぎを抑える要素を盛り込んだという。また未成年の場合、課金の上限は月額1万2千円に設定する。
沒有留言:
張貼留言