2015年10月18日 星期日

PS2・PSP・3DS・GCの3D性能比較

http://posp.seesaa.net/article/153975561.html

PS2・PSP・3DS・GCの3D性能比較

任天堂の新型ゲーム機「ニンテンドー3DS」に搭載されたグラフィックチップセットの正体が明らかに
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100621_nintendo3ds_pica200/


3DSのGPUは2006年にモバイル機器向けに発表された国内メーカーDMPのPICA200だという事が判明した。

調べてみると、カタログスペック(はったりのピーク性能)ではなく実際の性能(実際にゲーム内に使えるポリゴン数)で各ハードを比較すると、ハード毎に使えるポリゴン数は

PS2・・・・秒間200万~400万ポリゴン
PSP・・・・秒間70万~100万ポリゴン
DS・・・・秒間7万~10万ポリゴン
3DS・・・・秒間200万~300万ポリゴン(*)
GC・・・・秒間600万~1200万ポリゴン

*・・・PICA200のカタログスペックでは「最大1500万ポリゴン/秒」と書いてるが、実際の実行性能はこれくらいらしい。PS2がカタログスペックでは「最大6600万ポリゴン/秒」となってたが実行性能は秒間200万~400万ポリゴンしか出せなかったのと同じようなもん。
他のGPUでも実行性能はカタログスペックの1/3~1/5しか出ないのは普通。
(PS2だけ落差がありすぎ)


という事になるらしい。
ただ、3DSは立体表示ON・OFFかかわらず左目用と右目用の画像を生成するために常に頂点の計算コストは2倍かかる仕組みとなってるため、実際のゲーム中に使えるポリゴン数は秒間100万~150万ポリゴン相当となり、PSPの1.5倍くらい、PS2の半分くらいのポリゴン処理能力となるらしい。
MGS3DがPS2のMGS3に比べてキャラや背景のポリゴン数が減ってるように見えたが、使えるポリゴン数がPS2の半分だからポリゴンリダクションしてたのかも。
(3Dのゲームでも常に立体表示をOFFにして遊ばせるソフトの場合はポリゴンを倍使える。そういうソフトが出るかどうかわからないけど。)

ポリゴン性能はPS2の半分であっても、3DSはピクセル単位でシェーディングを行えるようになっており、初代xboxのゲーム並にバンプマッピングを多用するという事が可能らしい。
(PS3やxbox360のような複雑なシェーダーは無理っぽいが)

PS2のゲームではバンプマップは負荷の都合上、バンプマップをほとんど使ってないゲームばかりだったり、使っても画面内のオブジェクトの一部にしか適用してなかったが、3DSでは全てのオブジェクトにバンプマップをかけても処理は間に合うと。

ただ、3DSは出力解像度が(片目ごとに)400x240となってるため、せっかくのバンプマップを多用してもこの低い解像度のせいでその効果が薄いかもしれない。(バンプマップによるデコボコ表現が解像度が低いせいでほとんど消し飛んでしまう)

PSPと3DSを比較すると、解像度では3DSが400x240、PSPが482x272となりPSPの方がやや上だが、使えるポリゴン数は3DSがPSPの1.5倍程度となる上、PSPとは違ってバンプマップやスペキュラマップ・環境マップを画面内のほとんどのオブジェクトに同時に使える(PSPは負荷の都合上一部のオブジェクトのみ)という事で、3DSのゲームの画質は「PSPよりちょっとリッチになったもの」という感じになりそうだ。

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