コナミ新社長「自社タイトルは今後積極的にモバイルに」「パッケージを売るだけでなく追加課金で儲ける」「ゲームの未来はモバイル」
- 2015年05月14日 19:50 |
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- ゲーム業界 |
KONAMIの新しいリーダーが目指すもの――「創る力」「磨く力」「届ける力」で進化し続ける組織へ 日経トレンディネット
<以下要約>
早川英樹氏は『ドラゴンコレクション』を大ヒットに導いた人物。
2015年4月1日から新しくコナミデジタルエンタテインメントの社長に就任した早川英樹氏にインタビュー。
これからはゲームプラットフォームはモバイルが中心になる。お客様の利用動向を見ながらゲームを発展する運営型が中心に。
家庭用、アーケード、カードゲームなど「モノ」を売るのではなく「コト」を売ることにシフトしなければならない。
この数年弊社は対応しきれなかったが、私が副社長になり『パワプロ』や『ウイイレ』に追加課金モデルを導入し成功。
これを参考にゲームソフトをパッケージで購入する人も課金モチベーションが高いということが見えた。
モバイルゲームでもユーザーの継続率や課金率など監視、修正など行い、そのノウハウを生かして手応えを感じた。
こうした取り組みの成果が昨年12月に配信したスマホ版『実況パワフルプロ野球』。
これはゲームシステムも課金モデルも非常にいい形で好結果になった。
パワプロのように今後も積極的に集客力の高い自社IPをモバイル展開していく。
これまでコナミの組織はプロダクションがさまざまなジャンルでそれぞれがゲームを開発し
ヒットしたものを掘り下げていく、それぞれ独立したお店が列んだ“路面店”のような形だった。
しかしゲームが遊べるプラットフォームが幅広くなり、アーケード、カード、モバイルといった手段が必要。
お客様の最も身近なデバイスであるモバイルを活用しながら、IPごとに家庭用などを組み合わせたポートフォリオを構築していく。
従来のコナミが路面店ならば、これはデパート経営。
お客様の動向を注視しながら、求められているものを瞬時に捉え、それに合わせたサービスを提供。
海外でもMGS5やウイイレなど期待してるけど、やはりモバイルゲームで海外にどうやって展開していくかを常に考えている。
デパート経営となったコナミの強みは「創る力」「磨く力」「届ける力」。
この3つの力を最大限に引き出すための組織が3月16日付けでスタートした制作本部制。
2015年ゲームマーケットは、全体ではモバイルが牽引して、まだ成長し続ける。
1つのIPがさまざまなデバイスで展開していくので、マーケットをカテゴリで区切ることに意味がなくなっていく。
人とゲームを結びつける役割をモバイルが担うことになるから。
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