任天堂はNintendo Switchの左Joy-Conコントローラーで発生する接続問題の原因を明らかにした。
米任天堂はIGNへの声明で、「製造誤差が少数の左Joy-Conで電波障害が発生することに繋がりました」と述べている。米任天堂によれば、コントローラーのデザインそのものには問題はなく、「今後はこの件は問題にならない」という。
米任天堂からの声明文は以下の通り。
「Joy-Conコントローラーに設計上の欠陥はなく、大規模な修理や交換は行われていません。製造誤差が少数の左Joy-Conで電波障害が発生することに繋がりました。我々は工場のレベルで製造誤差に対応し、問題を修正しましたので、今後はこの件は問題になりません。
すでに問題が確認されているJoy-Conについては、シンプルな修正で接続を改善することができると我々は判断しました。
接続障害には他の理由がある可能性もあります。ユーザーの方々には、修理が必要かどうかを確かめるため、カスタムサポートチームに連絡をとって頂くようお願いします。(もし修理が必要であると判断された場合、)ユーザーはコントローラーを直接任天堂に送り、調整サービスを無料で受けることができます。コントローラーは1週間以内にお返しできると予想されています。地域によって、修理にかかる時間は変わります。その他、ハードウェアやソフトウェアに関する質問は、任天堂のサポートページを確認してください」
任天堂は以前、Joy-Conの接続問題に関する対処法を公開しており、電子レンジやコードレス電話といった電波干渉を引き起こす機器を遠ざけることを推奨していた。米任天堂は「大規模な修理や交換は行われていません」と述べているが、 CNETは任天堂が問題のあるJoy-Conに小さな発泡素材を入れることで修理していることを伝えている。
Nintendo Switchは今月発売された。任天堂はローンチセールスを正式には明らかにしていないが、海外ゲームメディアは発売初週の全世界の販売台数が約150万台だったと報じている。また、任天堂がSwitchの生産計画を倍増する予定だとも伝えられている。
Switchのローンチについてさらに詳しく知るには、IGNによるSwitchと「ブレス オブ ザ ワイルド」の売上が何を意味するのかを探った分析記事をチェックしよう。