2015年度のWii Uは、前記2タイトルの活躍によって今週末時点で前年同期比20.9%増の326万本と好調に推移している。ただその市場構成を見ると、問題がないわけではない。それは以前から言われ続けている任天堂タイトルの比率が極めて高く、サードパーティタイトルが売れていないということだ。
2015年度のWii U市場に占める『スプラトゥーン』と『スーパーマリオメーカー』の販売比率は60.4%(『スプラトゥーン』……36.4%、『スーパーマリオメーカー』……24.0%)と実に6割を占める。
さらに前記2タイトルにそれ以外の任天堂タイトルを合わせると、その比率は89.8%と実に9割を占めており、残りの1割をサードパーティタイトルで食い合っている状況だ。プラットフォームホルダーの任天堂が率先して市場を盛り上げている状況はわかる。ただ、願わくばサードパーティからも有力タイトルが出現し、市場全体が活性化することに期待したい。
沒有留言:
張貼留言