詳細発表を年明けに控えている任天堂の新ゲーム機Nintendo Switchについて新しい情報です。米国連邦通信委員会(FCC)に提出された資料によると、Nintendo Switchのバッテリーは交換できない構造になっていることが明らかになりました。

これまで、われわれがNintendo Switchの確定情報として知っていることといえばNvidia製のグラフィックスを採用しており、テレビ接続だけでなくモバイルモードでも使えるということぐらいです。しかし、FCCに提出された最新の資料には「ユーザーがバッテリーを取り外すことはできない」とはっきり記述されています。

任天堂はWii U GamePadのバッテリーがユーザーが望むほど長時間持たないことが判明したとき、すぐに高容量バッテリーをオプションとして用意することができました。これはバッテリーが交換可能だったからできたことですが、仮にNintendo Switchで同じことが起こったとしても、ユーザーはおいそれとバッテリーを交換できないことになります。

もちろん、最終的な発売までに任天堂がバッテリーを交換可能なように変更することもないとは言い切れませんが、Switchのタブレット部内部により大きな高容量バッテリーを詰め込むスペースなど残っていないと考えるほうが正しそうです。とはいえ、バッテリーが切れるほどの長時間プレイも厭わないハードなゲーマー諸氏にしてみればせめて交換ぐらいはできるようにしておいて欲しかったというのが本音かもしれません。