2015年4月2日 星期四

PS4・Xbox One・Wii Uで一番スタンバイ時の待機電力が多いのはどれ?

http://gigazine.net/news/20150330-ps4-xbox-one-wiiu-standby/

2015年03月30日 11時46分35秒

PS4・Xbox One・Wii Uで一番スタンバイ時の待機電力が多いのはどれ?


By faseextra

PS4・Xbox One・Wii Uといったゲーム機は、それぞれすぐに電源をオンにできる「スタンバイモード」機能を備えています。スタンバイ中はインターネット接続を保ってアップデートを自動で適用したり、ゲームのダウンロードを済ませておいたりと、ユーザーがストレスなくゲームを開始できるようになっています。そんなスタンバイ中の待機電力はそれぞれ何ワットで年間コストはいくらかかっているのか?ということをArs Technicaが調査しました。

How “standby” modes on game consoles suck up energy | Ars Technica
http://arstechnica.com/gaming/2015/03/how-standby-modes-on-game-consoles-suck-up-energy/

自然資源防衛協議会(NRDC)の調査によると、Xbox Oneはスタンバイ中も通常起動時の40%もの電力を消費しており、アメリカ全体のXbox Oneユーザーの電力コストは年間で2.5億ドル(約298億円)に上るとのこと。この報道を受けたArs Technicaは「PS4」「Xbox One」「Wii U」の3機種全てのスタンバイ中の待機電力を測定し、どのハードが最も待機電力を消費しているのか調査しました。

なお、ホームメニューを表示してディスプレイをオフにしたアイドリンク状態では、PS4が「130W」、Xbox Oneが「92W」、Wii Uが「33W」となり、完全に電源をオフにするとそれぞれ0.3Wほどになるとのこと。年間コストはアメリカのエネルギー情報省が発表している「1時間当たりの消費電力(kWh)=12.15セント(約14.47円)」を基準に計算されています。

◆PS4:スタンバイモード(Rest Mode)
PS4のスタンバイモード(Rest Mode)の1時間当たりの消費電力は「10W」で、年間コストは「10.64ドル(約1260円)」となっています。完全に電源を切る方法は「機能画面から電源マークを選び、[PS4の電源を切る]を選ぶ」「PSボタンを1秒以上押したままにして表示された画面で[PS4の電源を切る]を選ぶ」「電源ボタンに7秒以上(「ピッ」という音が2回するまで)触れたままにする」。

また、「スタンドバイモードを切りたくない」という場合は、メニューの「省電力設定」→[スタンバイモード中の機能の設定をする]から設定することで消費電力を削減することが可能。設定できる項目ごとの消費電力は「USB端子に給電する(6.3W)」「インターネットに接続したままにする(2.4W)」「アプリケーションを一時中断したままにする(1.2W)」となっています。


◆Xbox One:クイック起動電源モード
「Xbox オン」と言うだけでXbox Oneを起動できるクイック起動電源モードの待機電力は「12.9W」で、年間コストは13.73ドル(約1630円)。Xbox Oneの電源を完全に切るには、「電源と起動」メニューから「省電力モード」に切り替えればOK。なお、クイック起動電源モードでKinectを接続した状態だと音声認識中の待機電力は22~23Wになります。そのため、部屋で誰かが話しているだけで大幅に消費電力をムダにしてしまいます。


◆Wii U:クイックスタートモード
Wii Uのクイックスタートの待機電力は「13.3W」、年間コストは14.16ドル(約1680円)と3機種の中で最も待機電力が大きいとのこと。特にゲームパッドの新着通知の消費電力が大きいため、完全に電源を切るには「電源OFF時の動作」から全項目をオフにする必要があります。また、ゲームパッドを充電する時の待機電力は1.5W~3Wになりますが、バッテリーが満タンになると自動的にシャットダウンする機能があるとのことです。


スタンバイ中に最も待機電力が大きいハードはKinectを接続したXbox One、通常時ではWii Uという結果になりました。ただし、どの機種も年間で1200円~1700円近い電力を消費しているため、プレイ状況に合わせてしっかりと「電源を切る習慣」を取り入れた方が良いかもしれません。

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