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米任天堂の前部長：ＷｉｉＵという名称が販売量を半減させている

2014年08月07日 15時02分

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任天堂のインディーズ事業開発部のＤａｎＡｄｅｌｍａｎ前部長はオンライン取材に応じた際、据え置き型ゲーム機「ＷｉｉＵ」の宣伝方式に言及した。

任天堂の財務状況について同氏は「ＷｉｉＵはすばらしいゲームを搭載しており、他のゲーム機の比ではないが、販売台数が予想を下回っている。ゲームパッドの価値も公認されていない。ＷｉｉＵという名前が販売台数を半減させている」と説明した。

同氏によると、「私が退職を決めたのは任天堂の失敗のためではない。任天堂は優秀な会社であり、優れたゲームを開発している。マイナス評価は次第に消えていく。このことと私の退職を結び付けて欲しくない。今後数年間でインディーズゲームの販売が必ず好調になる」という。

だが問題がＷｉｉＵという名称にあるという見方は注目されている。ＷｉｉＵはまだ失敗していない。だが外界はＷｉｉＵが最新型のゲーム機であるかどうかは判断しがたく、ＷｉｉＵにとって悪材料だった。

大量のゲームソフトを備えるＷｉｉＵは優れたゲーム機だと見られるが、販売不振の原因は任天堂とゲーマーの交流不足にあるという。業界関係者によると、ＷｉｉＵは優れたゲーム機ではないが、優れたゲームソフトを持っている。ソフトウェアの強みはハードウェアの弱みを補っている。ＷｉｉＵのハードウェアはサードパーティーを支持せず、ＧａｍｅＰａｄゲームパッドも大きな価値をもたらしておらず、ＯＳとインターネットの機能もＸｂｏｘ　ＯｎｅやＰＳ４に及ばない。

（翻訳　王秋）