大阪府大阪市東淀川区にある雑貨・衣料品店「ジム・ラッキー南江口店」が6日、ブログで万引き犯の画像を公開している。

東京都中野区の古書籍・古物販売「まんだらけ」では25万円のブリキ製玩具を万引きされ、5日に万引き犯と思われる人物の顔にモザイクをかけた写真を掲載。商品の返却がない場合、ホームページでモザイクを外した写真を公開すると予告し物議を醸した。

今回の、ジム・ラッキーのブログでは、万引き犯と思われる女性らしき人物の顔に十字架状の目隠し処置をした画像を掲載。なお、現在は顔を公開するなどの予告はされていない。

また、ブログには「妖怪メダル付きハンカチ&ミニタオルセットのメダルを抜き出し」「妖怪ウォッチネックポーチと持ち、ダッシュで店外に出て行きました」などと盗難にあった商品が記述されている。

さらに、「東淀川署に被害届を出しました。指紋も取ってもらいます」「自首されることを期待します」と自首を促した上、「子供はまさか盗んだものとは思ってないでしょうね」と批判している。

本件は、TBS系報道番組「NEWS23」でも13日に報じられていて、犯人をブログに掲載したことについてジム・ラッキーの店長は「年間50万円を超す万引き被害を食い止めようという切実な思いだった」「実際に本当に被害を受けて、こういう状態ですよというふうに、一般の人たちに知ってほしい」と番組の取材に答えている。

【関連情報】
"万引きは立派な犯罪です。ジム・ラッキー南江口店のブログ